マチカネフクキタルの三回忌

献花に行ってきました。

本日、2022年7月31日はマチカネフクキタルが亡くなってから2回目の命日。三回忌です。
また、ホースブリッジ（旧小須田牧場）さんにお花を供えに行くことができました。

ホースブリッジさんは、小須田牧場の時と比べて様変わりしているように見えました。柵や道が綺麗になっていたり、現役馬が療養している厩舎が増えていたり、パン屋さんが開店していたり。
それでも牧場内の弛緩した空気や、馬たちの嘶きがよく響く静けさは変わらず、彼がそこにいた時の姿が偲ばれました。

フクキタルが放牧されていた場所には、今では多くのサラブレッドたちがかわりばんこに放牧されていました。おやつ用のニンジンも売られており、以前よりもお客さんたちとの触れ合いが増えているように感じました。
また、放牧されている子たちは大変人懐っこく、日頃からニンジンを貰えているんだろうなあ、なんて想像したり。

そしてなんと……ホースブリッジのスタッフさんから粋な計らいが。
「フクキタルが亡くなってからも毎年お花をくれてありがとう」と、フクキタルが生前に使用していたゼッケンを見せてくださいました。
ゼッケンの内側にはまだフクキタルの体毛が付着しており、彼が生きていた証を改めて感じることができました。
恐れ多くも触らせていただいたり、写真を撮らせていただいたり、本当に貴重な経験をありがとうございました。

正直なところ、牧場内にお墓があるわけではないので、「お花を持っていっても迷惑じゃないかな」と不安だった部分もあったのですが、牧場の方からもこうして喜んでいただけて光栄です。
この命尽きぬ限り、伺わせていただきたいと思います。