※これは、動画『銀河鉄道の夜』の解説を作るにあたって花巻市を調査した記録です。
【動画版はこちら】
ということで到着しました岩手県花巻市。11月中旬ということで関東よりも本格的に寒さを感じる。

花巻市といえば宮沢賢治の故郷。
この地にとって賢治は「単なる著名人の一人」ではなく、地元の方々から大変愛されていて、駅を出るといきなり賢治の作品を模したモニュメントの数々がお出迎えです。

ということで新花巻駅から15分くらい歩きましたら見えてくるのは「宮沢賢治童話村」。


施設の入口はなんと銀河ステーション!!これにはテンションが上がりまくり。

中は公園のように開けた空間になっていて入場は無料。すごいですね。
「賢治の学校」という室内施設は有料ですが、こちらは賢治の作品の世界を再現した展示が楽しめるので、初めてならぜひ。
有料と言っても3施設共通のチケットを買ったので800円。安すぎる。

そしてここは「賢治の教室」。
「石・鳥・星・動物・植物」の5つの教室に分かれていて、賢治が深い見識を持っていた分野についての解説が楽しめました。
お子さんにもわかりやすいように平易な言葉で解説されていましたが、内容はとても勉強になりました。
住所:〒025-0014 岩手県花巻市高松第26地割19番地
電話:0198-31-2211
サイト:https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/dowamura/


童話村を出るとすぐ「宮沢賢治記念館」の入口が見えてきます。
なんと本館までの階段は367段あり、へとへとになりながら頂を目指します。


階段を登りきると『注文の多い料理店』でお馴染み『山猫軒』がお出迎え。
もちろん食べられるようなことはないのでご安心を。

せっかくなので岩手の食材を使った「イーハトーブ定食」を注文しました。
郷土料理でもある「ひっつみ」が美味しい……
住所:〒025-0011 岩手県花巻市矢沢3-161-33
電話:0198-31-2231
サイト:https://www.yamanekoken.jp/

腹ごしらえが済んだのでお次は「宮沢賢治記念館」。
ここでは博物館のような展示が楽しめます。
私は主に宗教観や銀河鉄道の夜に関する詳細が確認できたのが嬉しい。
住所:〒025-0011 花巻市矢沢第1地割1番地36
電話:0198-31-2319
サイト:https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/kinenkan/

続いては「宮沢賢治イーハトーブ館」。
こちらでは宮沢賢治関連の資料がとんでもなく充実した図書室が併設されています。※要予約
日が暮れるまで利用させていただきました。最高でした。
住所:〒025-0014 岩手県花巻市高松第1地割1番地1
電話:0198-31-2116
サイト:https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/ihatov/

泊まらせていただきましたのは「藤三旅館」様。
なぜここを選んだかというと、賢治の童話『なめとこ山の熊』にこんな一節があるからです。
腹の痛いのにもきけば傷もなおる。鉛の湯の入口になめとこ山の熊の胆ありという昔からの看板もかかっている。
『なめとこ山の熊』(宮沢賢治)
この鉛の湯は藤三旅館にある温泉のこと。賢治が訪れた温泉は数あれど、作品に登場するのはここだけだとか。
旅館内には全部で5種類の温泉があり、中には賢治の世界をイメージしたサウナもありました。
住所:〒025-0252 岩手県花巻市鉛字中平75-1
電話:0198-25-2311
サイト:https://namari-onsen-ryokan.com/

2日目は新花巻駅ではなく花巻駅へ移動。
訪れたのはイギリス海岸!
『銀河鉄道の夜』にも登場するプリオシン海岸のモデルになったと言われる北上川の西岸です。
宮沢賢治が命名した北上川西岸。
泥岩層が露出することからドーバー海峡(イギリス)の白亜の海岸を連想させたことが由来とされる。
海岸ではない。
静かな川沿いを散歩していてふと気づく。旅行とは思えないくらいどこに行っても人がいない。
土日に来たのに心の落ち着く旅でノンストレス、至福。大好きだ花巻。

ラストは『やぶ屋総本店』様。このお店はかつて賢治が足繁く通ったことで有名。
よく食べていたと伝えられるのはこの「賢治セット」!
天ぷらそばに三ツ矢サイダーという組み合わせを好んでいたそうです。

あと昨日から「白金豚」という岩手のブランドポークが気になってたのでカツ丼も。
大変おいしゅうございました。
住所:〒025-0078 岩手県花巻市吹張町7-17
電話:0198-24-1011
サイト:https://yabuya.jp/

「リフレッシュを求めて旅に出ても結局疲れる派」の私ですが……
この旅は本当に心身が休まりましたね。何より無学な私にわずかでも学びを与えてくれました。
ではでは。皆様も興味があればぜひ。最高にいいところでした。

お気に入りのお土産。
