サムネイル引用:TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』公式サイト
お疲れ様です、賽目です。
今週もウマ娘2期の感想と考察を綴っていきます!
※今後の史実的なネタバレを含みますのでご注意ください。

目次
- 9話の全体的な感想
- 史実考察・感想
- 0:30~「復帰レースは宝塚記念」
- 2:50~「新リーダーはゴルシ」
- 3:31~「ライスはパン食べないか(笑)」
- 3:55~「BNWの日本ダービー」
- 4:39~「チケゾーコール」
- 5:14~「93年安田記念」
- 5:55~「ツインターボの次走は七夕賞」
- 7:22~「爆速スワンボート」
- 8:04~「会長を追いかけるんじゃなくて」
- 8:52~「絶対今度勝負」
- 10:11~「快調に飛ばすテイオー」
- 10:46~「あっ……」
- 11:20~「骨折です」
- 13:33~「だってトウカイテイオーだもん!」
- 14:12~「宝塚記念を制したのはマックイーン」
- 15:03~「感極まるゴルシ」
- 18:23~「三女神像」
- 19:12~「へえ、そうなんだ……」
- 20:30~「テイオーにタイムを計らせるマックイーン」
- 21:19~「イメージでも追いつけない」
- 22:17~「止まらない時間と止まった時間」
9話の全体的な感想
『ストップウオッチ』
春の天皇賞でライスシャワーが勝利し、その後の宝塚記念へと展開していく回。メジロマックイーンと同じように、トウカイテイオーも宝塚に照準を合わせます。
「マックイーンと中距離で戦う」というIf展開が待ち構えているので、「宝塚記念本当に出るの……?」「でも史実通りならそろそろ……」という緊張で気が気ではありませんでした。
そして、いつ骨折の演出が来てもおかしくない中での絶望的な描写……。
とはいえ、これも有馬記念の重みを伝えるには絶対に必要な回。今週も神回でした。
史実考察・感想
秒数指定形式で感想や考察を綴っていきます。
※例によってスクリーンショット等は使用していません。ご了承ください。
0:30~「復帰レースは宝塚記念」
トウカイテイオーが宝塚記念を目標に!ちなみに復帰レースを宝塚に据えていたのは史実です。
ただ、「マックイーンと中距離で戦う」というIf展開が待ち構えているので、まさかここで激突するの……?と内心ドキドキしていました。
2:50~「新リーダーはゴルシ」
絶対雑用やんなそう( ˙꒳˙ )
3:31~「ライスはパン食べないか(笑)」
偏見過ぎる( ˙꒳˙ )
おそらくトレーナーさん達はアプリの秘密情報で知ってますね。
3:55~「BNWの日本ダービー」
舞台は93年の日本ダービー。前回お話ししたように、ビワハヤヒデ(B)、ナリタタイシン(N)、ウイニングチケット(W)がしのぎを削った世代のレースを描いています。
93年、日本ダービー。
瞬きさえ許さない、3つのプライドの激突。熱狂の2分25秒。
最後の直線を制した、その馬の名は――
“ウイニングチケット”
-2012 THE WINNER-より
4:39~「チケゾーコール」
ウイニングチケットがダービーを制した後、会場からコールが起きたのは史実通り。
というのも……ウイニングチケット、もとい鞍上の柴田政人騎手には、このレースに対し並々ならぬ想いがあったのです。
そして、メディアやファンの前でダービー制覇の夢を公言しながらも、18回の挑戦の末に敗れてきたのです。そんな中迎えた93年の日本ダービー。ウイニングチケットの能力的にも、柴田騎手の年齢的にも(当時45歳)、今回がラストチャンスかもしれないという雰囲気が漂っていました。
当日は柴田騎手の制覇を後押しするように、チケットが1番人気に。
最後の直線では一度ビワハヤヒデに並ばれるも、人馬一体の伸びで差し返し、見事日本ダービーを制覇しました。
ちなみに皐月賞、日本ダービーと走ったら普通は秋まで休養に入るのですが、無冠のビワハヤヒデだけは休養に入らず菊花賞へ向けて猛特訓することになります。
ビワハヤヒデが最後に悔しそうな表情を浮かべているのは、その布石な気がしますね。
5:14~「93年安田記念」
イクノディクタスが惜敗する中、堂々制覇しているのはヤマニンゼファー。
当時のマイル戦線で活躍した馬で、ウマ娘のキャラではイクノディクタスやダイタクヘリオスとよく対戦しています。
ちなみに、ゼファーとは「そよ風」という意味で、当時のJRAのポスター(ヒーロー列伝)では
そよ風、というには鮮烈すぎた
というキャッチコピーが付けられました。このコピー、大好きなんですよねえ。
5:55~「ツインターボの次走は七夕賞」
ダイジェストでもイイから観たい……!!!!
ちなみにこの七夕賞は逆噴射せずに逃げ切り勝ちを果たします。本当に逃げ切った時の顔が見てみたい。
7:22~「爆速スワンボート」
リアルタイムだと気付きませんでしたが、観直して爆笑しました。
8:04~「会長を追いかけるんじゃなくて」
「会長みたいになりたい」とは言わなくなりましたね。走る目標、走る意味、そして目指す場所が変わっていってるのが良く分かります。
8:52~「絶対今度勝負」
ちなみに史実だと、トウカイテイオーとツインターボの直接対決は一度もありません。
これもIF展開として期待できるかもしれませんね。
10:11~「快調に飛ばすテイオー」
このあたりからずっとヒヤヒヤしてました。心臓に悪い( ˙꒳˙ )
10:46~「あっ……」
ああ……分かってはいたけど……ああ……
11:20~「骨折です」
これで3度目の骨折。ちなみにこの時は左前脚の剥離骨折です。
もう全力では走れないと宣告されるも、なんとか気丈に振る舞うテイオー。
また走れるようになるという願いと深い絶望が入り混じって、なんとかこらえているような感じですね。
13:33~「だってトウカイテイオーだもん!」
ターボの言葉で泣いた。なんの根拠もないようですが、これが核心で本質。
14:12~「宝塚記念を制したのはマックイーン」
93年宝塚記念がモデル。OPでイクノディクタスが走っているレースはこれだと思われます。
15:03~「感極まるゴルシ」
やはり良い子。
18:23~「三女神像」
ゲームではもうお馴染みの三女神像。元ネタは競馬における三大始祖だと思われます。
・ダーレーアラビアン
・ゴドルフィンアラビアン
・バイアリーターク
19:12~「へえ、そうなんだ……」
テイオーの耳が……。ウマ娘は耳で感情表せるのが良いですね。
20:30~「テイオーにタイムを計らせるマックイーン」
マックイーンも間違いなく辛いんですよね。
でも、テイオーに「貴方の走る目標になる」と言った以上、情けない姿は見せられない。テイオーがまた走れるようになることを祈りながら、強い自分であり続ける。
マックは本当に強い人だと思いました。
21:19~「イメージでも追いつけない」
深い絶望の中に居ながらも「また全力で走れるようになる」という希望は捨てなかったテイオー。
大丈夫だと言い聞かせながら、騙し騙し正気を保っていたけれど……全力で走るとはこういうことなんだ、と分かってしまった。
22:17~「止まらない時間と止まった時間」
もう……あんな風には、走れないんだ。
辛い。辛すぎる。
でも、一年越しの有馬の重みって、こういうことなんですよね。それをしっかりと示してくれた良い回だったと思います。
そして今回もタイトルが秀逸ですね。
進み続ける時間と止まってしまった時間。次に動き出すのはいつになるのか、楽しみに待っています。