ウマ娘season2 第6話感想・考察

サムネイル引用:TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』公式サイト

お疲れ様です、賽目です。
今週もウマ娘2期の感想と考察を綴っていきます!

↓前回
ウマ娘season2 第5話感想・考察

6話の全体的な感想

天皇賞春での激闘を終え、目標を失ってしまったテイオーが再び奮起するまでのお話でしたね。後半からの展開が非常にエモかった。

そして今回驚いたのが、6話にして急激な巻き展開。カットに次ぐカットで困惑したファンも多いことでしょう。

ただね、ただですよ。
まだ全話のストーリー構成知らないだろう?
とも思ったりします。

制作側の意図や全体的なストーリーの展開や構成を知らずに「巻き展開論争」を引き起こすのは正直不毛だと思うのです。
なのでまずは、純粋にこの6話だけに向き合っていこうと思います。

史実考察・感想

0:18~「お前その脚……」

天皇賞春の後、再び骨折に見舞われるテイオー。
これも史実通りですね。トウカイテイオーは天皇賞春からしばらくして骨折が判明し、秋まで休養になります。

0:51~「何にもなくなっちゃった」

憧れであるシンボリルドルフの称号は「無敗の三冠馬(ウマ娘)」。
「三冠」と「無敗」。どちらの要素も失ってしまったテイオーは茫然自失の時を過ごします。

「これからなんのために走るんだろう」と自問するテイオー。
なんかこのシーンで、シンデレラグレイのオグリキャップを思い出しましたね。

早朝から猛練習するオグリに対して、ベルノが「なんでそんなに走るの?」と尋ねたところ、オグリは「走れるから?」と返しました。
そして、「立って走る。私にとってはそれだけで奇跡だ」と続けるんですよね。あのシーン、泣きました。

2:52~「マックイーンも怪我」

これも史実通り。マックイーンはここから一年後の大阪杯まで休養に入ります。
ここで会長は「テイオーは何て言っていた?」と聞いていますが、この様子だとあの後テイオーとは話してないんでしょうね。
マックイーンづてに聞こうとする会長かわいい。

3:23~「勝ちたいという本能に逆らえるウマ娘はいません」

これは「テイオーは必ず復活する」という意味にも聞こえますね。
遠まわしに会長の意図に答えている気がする。

4:39~「トウカイテイオーの復帰プラン」

秋天、ジャパンC、有馬記念は史実通り。
有馬記念のあとは1年休養に入るので大阪杯には出走していません。あくまで史実では。

5:12~「メジロパーマーの宝塚記念」

ダイジェスト版でお送りした感じになっていますが、メジロパーマーはあの後宝塚記念で大金星を上げます(9番人気)。

ちなみにレース後「あれ、トレーナー!?」と叫んでいるシーンがありますが、これも史実ネタ。
パーマーが宝塚記念を制することは馬主ですら予想していなかったので、現地にはメジロの関係者がほぼいなかったのです。
そのためレース後の口取りは手短に済ませたといいます。

6:00~「注目はミホノブルボン」

ここまで無敗で皐月賞、日本ダービー、神戸新聞杯と菊花賞へ向けて順調なミホノブルボン。当時も確勝ムードだったそうで、菊花賞の単勝オッズは1.5倍。
ただ、ここまで徐々にライスシャワーが差を詰めているんです。
皐月賞(8着)、日本ダービー(2着 4馬身)、神戸新聞杯(2着 1と1/4馬身)という現状を見て、戸山調教師だけは確勝ムードの中でもライスシャワーを警戒していたそうですね。

6:25~「ウマ娘大陸」

こっちの情〇大陸はウマ娘しか取り上げないらしい( ˙꒳​˙ )
ちなみに「坂路の申し子」は実際のミホノブルボンの二つ名。

6:53~「いるのでしょう、ライス」

ブルボン認識してたのか!
そして何故か喋らないライス。もちっと心理描写が欲しいけども……?

7:58~「おハナさんの名言」

走り始めた時に持っていた夢や目標を叶えるウマ娘はほんの一握り。
そして、夢は形を変えていく。

良いコト言いますわ……。
ちょっと毛色は違うんですけど、僕の好きな歌にこんな一節があります。

叶えるのが夢だけど
叶わなくても夢は夢さ

『〇あげよう』-NO PLAN –

子どもの頃は全然ピンとこなかったんですけど、この歌詞の意味が分かる歳になると凄く沁みるんですよね。
夢に対する捉え方を教えてもらいました。

8:28~「グラスを洗わせてくれないか」

沖野T。どうしてあのメンツを抱えるチームのトレーナーなのに、いつもお金がないの( ˙꒳​˙ )

9:00~「菊花賞を制したのはライスシャワー」

皐月、ダービーと結構しっかりやってここで巻きなのは意外。
ライスシャワーが菊花賞を制し、ファンががっかりしている描写がありますが、おおむね史実通り。実際の会場も溜息と悲鳴に包まれていました。
まあ無敗の3冠馬誕生が確定的なムードだったので仕方ない側面もありますが……。

ちなみに夢破れたミホノブルボンはこの後故障を起こし、復帰を目指して療養するもそのまま引退。
戸山調教師は翌93年に癌で亡くなっています。自身の最高傑作と謳うミホノブルボンの夢が潰えたと同時に生涯の幕を引くというのは奇縁ですね。

9:42~「メジロパーマーとダイタクヘリオスが大逃げであります」

そしていきなり92年有馬記念!
この時のテイオーは状態が良くなかったようですが、それに加えてこの2頭の大逃げコンビによる影響が大きく……( ˙꒳​˙ )

9:55~「ここのところ、浮き沈みの激しいレースを」

有馬記念より前でカットされたレースは天皇賞秋(7着)、ジャパンC(1着)。
天皇賞春秋の連続凡走で「もう終わった」とも囁かれるようになり、ジャパンCはなんと5番人気で迎えました。

ちなみに、日本馬がジャパンCを制したのはシンボリルドルフ以来7年ぶりの快挙で、テイオーとルドルフは親子制覇を達成しているのです。
当時のジャパンCは日本勢が海外馬に蹂躙されていたので、日本馬が勝つだけでも凄いことだったんですよ。

10:01~「ゲートにお尻ぶつけたかな」

これも史実通りで、松元調教師は敗因のひとつとしてこれを挙げていました。

10:59~「あとは任せた」

大逃げで力尽き、最後はパーマーに託すヘリオス。
笑いながら沈んでいくのはある意味史実ネタ。ダイタクヘリオスは「笑いながら走る馬」としても知られ、限界が来た時は「今日はもうだめだ!じゃあな!」といった具合に明るく沈んでいくようにも見えたり見えなかったり。
(ちなみに史実だとダイタクヘリオスはこれが引退レース)

11:06~「優勝はメジロパーマー」

メジロパーマー、92年の春秋グランプリ連覇!!ちょっと話ズレますが、個人的に春秋グランプリはお互いに相性が良いと思ってます。
・2020 クロノジェネシス(宝塚記念1着・有馬記念1着)
・2019 リスグラシュー(宝塚記念1着・有馬記念1着)
・2018 ミッキーロケット(宝塚記念1着・有馬記念4着)

現代でも要チェックなんだぜ(`・ω・)b

11:23~「3着おめでと~!」

ナイスネイチャ、有馬記念2年連続3着を記録。

11:33~「落胆するファン」

この時はジャパンCでの復活があり1番人気だったんですよね。辛い。

12:13~「まだ悔しいって思えるんだ」

マックイーンが言っていた通りですね。
実際の競馬でも、自分の勝ち負けをはっきり認識できる馬は強い気がしています。厳密に言うと認識できてそうな馬ですが。
アーモンドアイとかブエナビスタとか。

12:25~「そして再度故障」

史実だとこれから1年間レースには出られませんね。この間をどう描くのか。

12:34~「リーダー就任」

トレーナーはとにかく走る理由を見つけてほしいんですね。
そのためには一歩引いた立場から観察したり触れ合ったりするしかないと。

13:58~「リーダーって雑用やるってこと!?」

でもこの雑用、普通に考えたら今までトレーナ-が……
本当すごいなこの人。
ウマ娘のトレーナーって現実で言う騎手と調教師と厩務員を1人で担当してる感じね。

15:06~「こいつに勝つため!!」

もうラブラブにしか見えない( ˙꒳​˙ )

16:42~「バス内にて」

負けても応援してくれるファンは沢山いるのだ。優しい人に会えてよかった。

19:20~「マックイーンの激励」

いやあ良い展開。マックイーンはまだテイオーに勝ったとは思っていないんですね。
お互いがお互いの走る理由になって高めあう。マックイーンもそんな関係性を望んでいるのかもしれません。
あくまで「ゴール」としてテイオーに勝つことを設定しているのが良いですね。おばあ様からの言葉は忘れてないと。

21:21~「私が走る理由になって差し上げます」

お互いが復活したあとの直接対決、そんなIF展開を予感させますね。
有馬記念が最終回だなんて一言も言ってないんだ!!

23:38~「ED絵変更」

シンボリルドルフからメジロマックイーンにイラストが変更。
走る目標が憧れであるルドルフから、ライバルであるマックイーンに変わったからですね。

これね、ルドルフの時はテイオーとかなり距離があるんですけど、マックイーンは隣で手を差し伸べてくれるのが最高にエモい。

今回の巻き展開について

はい、全体を観終ったのでちょっとだけ触れようかなと思います。
結論から言うと、現段階でもこれは良い展開だと思っています(ちなみに原作厨)。

前半は正直「おお、そんなにカットする?」と不安になりましたが、後半を見て制作側の意図が少し分かったと言いますか。
というのも、史実だけを追うと「トウカイテイオー」と「メジロマックイーン」にそこまでライバル関係がないんですよね。
天皇賞春で1回戦っただけですし、結果はマックイーンの圧勝。IF展開として「お互いが得意な距離で戦ったらどうなるんだろう」という想いを描くのは個人的にアリだと思います。

おそらく復活の有馬記念のあと、中距離(2000m~2400m)での直接対決をすることになるでしょう。

勝手に復活の有馬記念が最終回だと思い込んでいましたが、まだまだ予想だにしない展開が待ち構えているかもしれません。
それこそキタサンブラックとサトノダイヤモンドが入学して直接対決をするまでを描くことだってあり得ます。
ですので今は、「○○がカットされた」という一部分に注目するよりも、全体の展開を妄想しながら第7話を待ちたいと思います。

今週もありがとうございました!!!

2 COMMENTS

匿名

いつも、ありがとうございます。毎回、楽しみに見ています!
ここの解説を読みながら本編を見直すのが、すごく楽しいです。スクショなんていりませんね!!

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賽目

こちらこそありがとうございます!
ウマ娘視聴後のささやかな楽しみになってくだされば幸いです。

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