サムネイル引用:TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』公式サイト
お疲れ様です、賽目です。
今週もウマ娘2期の感想と考察を綴っていきます!
目次
- 第4話の全体的な感想
- 史実考察・感想
- 0:01~「ついに大阪杯で姿を」
- 0:47~「ダイユウサクはダイサンゲンに」
- 3:24~「前の2人はもうどうでもいい」
- 3:35~「余裕そうなテイオー」
- 4:28~「テイオーの復活を目の当たりに」
- 4:40~「今最も勢いのある、メジロマックイーンとの対決ですからね」
- 5:27~「スペシャルウィークたちのご飯」
- 5:38~「ミホノブルボン来たーー!!」
- 5:48~「ミホノブルボンとサクラバクシンオー」
- 6:17~「表はあっても占い」
- 7:11~「お嬢様がつれないんだよぉ!!!」
- 7:49~「ダイタクヘリオスのパリピ語」
- 8:02~「じゃ、明日の仕込みよろしくね」
- 8:24~「よ、4代目……!?」
- 8:36~「マスターのご命令であれば」
- 9:49~「カノープス定例会議」
- 10:52~「ウマ娘専用道路」
- 11:55~「忍び寄る影」
- 13:00~「呑気にタピオカ啜ってらんないわ」
- 14:14~「絶対踏むなよ……」
- 14:46~「マチカネタンホイザー」
- 15:09~「黒田トレーナーの胸マーク」
- 15:30~「スタミナは鍛錬でカバーできる」
- 17:25~「皐月賞を制したミホノブルボン」
- 18:48~「TM対決記者会見」
- 19:54~「謎の雑コラ」
- 21:14~「おばあさま登場」
- 22:08~「そしてそれぞれの想いを胸に」
第4話の全体的な感想
今回は天皇賞春を目前に控えた2人と、ミホノブルボン率いる1992年クラシック組のお話でしたね。
92年組がしっかり描かれているのが個人的に嬉しい!!
ここまで1~4話、神回しか存在しないのが恐ろしい。
今週も本当にありがとうございました!!!
史実考察・感想
今回も秒数指定形式で感想や考察を綴っていきます。
※例によってスクリーンショットは使用していません。分かりづらいですがご了承を。
0:01~「ついに大阪杯で姿を」
ついにトウカイテイオーの復帰レースが。モデルは1992年の産経大阪杯(G2)ですが、現在の制度に基づいて「大阪杯(G1)」になっていますね。
1期でもエルコンドルパサーがダービーに出走できたり(当時は外国産馬出走不可)、19頭立て以上のレースは18頭立てに直されたりしています。
※シンデレラグレイは例外
当時G2のレースが格上げされた例だと高松宮杯(G2)→高松宮記念(G1)があるので、ウマ娘の世界だとナイスネイチャもマチカネタンホイザもG1バということになりそう。
0:47~「ダイユウサクはダイサンゲンに」
前回有馬記念を勝ったダイユウサクも出走。ちなみにEDのテロップから名前は「ダイサンゲン」だと判明しました。
大三元というと走れコウタローの台詞パートを彷彿とさせますねえ……
3:24~「前の2人はもうどうでもいい」
史実知らんと炎上しそうな発言きた( ˙꒳˙ )
これは競馬実況の神様「杉本清」さんが実際に92年の大阪杯で発した台詞です。
実況としてはまずアウトな台詞なのですが、杉本さんはただの競馬好きおじさんという側面があるので憎めない……( ˙꒳˙ )
そしてカノープスメンバーが怒ってるの可愛い。
※史実でもこの後普通に怒られました
3:35~「余裕そうなテイオー」
実際のトウカイテイオーの鞍上である岡部幸雄騎手も、ほとんど追わずに持ったままでの楽勝でした。
ちなみにイクノディクタスは4着、レース後に後ろで倒れていたダイサンゲン(ダイユウサク)は6着です。
4:28~「テイオーの復活を目の当たりに」
マックイーンの表情がなんともいえない。
怪我を乗り越えた安堵感と以前よりも強敵になっているという恐怖感が混じったような……
4:40~「今最も勢いのある、メジロマックイーンとの対決ですからね」
細江さんどんどん上手くなって尊敬。
5:27~「スペシャルウィークたちのご飯」
人参が……ハンバーグに刺さってないだと……!?
5:38~「ミホノブルボン来たーー!!」
OPの演出で分かってはいましたけど、92年クラシック組も描いてくれるんですね!
ライスシャワーはもちろんですが、タンホイザもここからじわじわ詰めてくるんですよ……|ω・)
5:48~「ミホノブルボンとサクラバクシンオー」
ミホノブルボンとサクラバクシンオーは、史実でも同期です。
クラシック前のスプリングS(芝1800m)でバクシンオーはブルボンに大敗し、それ以降は短距離路線に切り替えて才能を開花させました。
ちなみにブルボンに対して「あなたのスピードは短距離向き」と発言していますが、実際のブルボンも血統背景的にはスプリント向きと評価されていました。
※ウマ娘のバクシンオーは優等生キャラなのに勉強できないのが個人的に好きです(ソース:スタゲ10ドラマパート)
6:17~「表はあっても占い」
占い小屋常設かあああああ!!!!!!٩( ‘ω’ )و
パーマーとヘリオスがコンビを組んだのはフクちゃんのせいだったのか……(タイムトラベル)
7:11~「お嬢様がつれないんだよぉ!!!」
おお、このネタもしっかり( ˙꒳˙ )
おそらくこの「お嬢様」というのはダイイチルビーのことだと思われます。
「お嬢様」と呼ばれている理由は、ダイイチルビーが「華麗なる一族」の出自だからです。華麗なる一族とは、イギリスから輸入されたマイリー牝系のことで、主にイットー(祖母)、ハギノトップレディ(母)、ダイイチルビーがこう呼ばれます。
参考:ダイイチルビーの血統表
ちなみに、ダイタクヘリオスがメジロパーマーと逃げ馬コンビを組んだのはダイイチルビーが引退した後なので、時系列的にも史実通りという。
7:49~「ダイタクヘリオスのパリピ語」
ヘリオス曰く「これくらい分かってもらえないと」ということなので頑張って調べました。合ってるかはよく分かんないです( ˙꒳˙ )
・あざまる水産……ヘリオスの解説通り「ありがとう」という意味。「あざます」という感謝を表す口語と「磯丸水産」という居酒屋の名前が融合された造語。どうして企業名をくっつけるのか。
・MJK……まじか(MAJIKA)の略称。全く知らなかったです。MJK。
・別件バウアー……「話は変わるけど」「ところで」という閑話休題に使われる。サッカー界のスターであるベッケンバウアー氏の名前に「別件」が付いたものだと思われる。ちなみに両者は無関係。
・フロリダ……お風呂に入るので離脱する、の略語。主にSNS中などのやり取りで使用される。これは知ってた。
8:02~「じゃ、明日の仕込みよろしくね」
タメ口……フクキタルが……タメ口…………!!!!!
破壊力が高すぎてどうにかなりそうでした(なってる)。
ん、占いで仕込み……?
「やらせ」じゃなくて「準備」の意味の仕込みだとは思うんだけど、それにしてもよくわからん( ˙꒳˙ )
8:24~「よ、4代目……!?」
ミホノブルボンのチームトレーナーの声優さんはなんと黒田崇矢さん!龍が如くシリーズの主人公、桐生一馬の声優さんとして有名な方です。
トレーナーの見た目が黒田さんまんまで笑いました。
8:36~「マスターのご命令であれば」
さて、この黒田トレーナーですが、モデルとなった方はミホノブルボンの調教師である戸山為夫さんだと思われます。
戸山調教師は簡単に言うと超スパルタな指導法が特徴でした。黒田トレーナーもモブウマ娘に対して「誰が休んでいいと言った?」と厳しい言葉をかけていますね。実際に戸山調教師の指導法は疑問視されることも多く、「ハードトレーニングすぎて馬を壊す」という評価もあったといいます。
そんな中、そのスパルタトレーニングをこなし続けて怪物になった馬が「ミホノブルボン」なのです。
具体的には「坂路(坂道)」での調教が多く、1本でも大変な坂路調教を1日3~4本、多い時は5本もこなさせたといいます。
結果としてブルボンは、激しい調教のすえ「サイボーグ」と呼ばれるほどの筋肉を身に纏い、「努力で才能を上回る」という漫画のようなサクセスストーリーで人気を集めました。
9:49~「カノープス定例会議」
癒し枠ですわあ。
「テイオーステップで足首のバネを強化している」と言っていましたが、因果としては逆な気がする( ˙꒳˙ )
10:52~「ウマ娘専用道路」
歩道と車道の他にウマ娘道が!!
車より制限速度上なのがイイ。
11:55~「忍び寄る影」
ライスはこの頃からブルボンの事を気にしているんですねえ。
13:00~「呑気にタピオカ啜ってらんないわ」
「確かに……」
啜ってるじゃないかというツッコミが多いですが、神妙な顔つきになったのでセーフ(?)。
14:14~「絶対踏むなよ……」
ゴルシの方が気圧されててビクビクしてるの珍しい……!
そして背中をえぐられるゴルシ。
14:46~「マチカネタンホイザー」
ほんっと美少女。後ろの観客全員惚れてる!
15:09~「黒田トレーナーの胸マーク」
トレーナーが来てる服のロゴに「BL」と書かれていますね。
おそらく星の名前が濃厚なので、「ベラトリックス (Bellatrix)」か「ベテルギウス (Betelgeuse)」かなと思っています。
予想としては、ベラトリックスが「女戦士」という意味なので、そちらを推しておきます。
※本当は黒沼トレーナーという名前です
15:30~「スタミナは鍛錬でカバーできる」
細江さんの解説、これは戸山調教師の実際の理念です。
先述の通り、ブルボンは元々スプリント向きの馬だと言われていましたが、「スタミナ面の不安はハードトレーニングによって克服可能」という持論を持つ戸山調教師の手によって次々と中距離レースを勝ち抜いていきました。
そもそもどうして戸山さんが競走馬に対してハードトレーニングをさせるのかと言うと、競走馬はレースに勝たないと生き残れないという考えを持っていたためです。厳しい訓練をこなさせることが、結果としてその馬の為になるという想いがあったのですね。
17:25~「皐月賞を制したミホノブルボン」
逃げ切り圧勝、カッコイイですねえ。
赤坂さんの「強いぞ強いぞ強いぞ!」は実際の実況でもあったフレーズです。
18:48~「TM対決記者会見」
マックイーンが「TM対決」という言い方に不満を覚えていますが、これも史実通り。アルファベット順で言えば「MT対決」になるはずなので、明らかにテイオーを優位と見た書き方なんですよね。
そしてテイオーの「僕は地の果てまで走っていきます」という発言と、マックイーンの「ならば私は天まで駆けていきますわ」という発言。
まあこれはオマージュしないわけないですね。実際はお互いの鞍上である岡部幸雄騎手と武豊騎手の発言が元となっています。
19:54~「謎の雑コラ」
ひっどい……これは元ネタあるんですかね……
いや、あっても教えなくていいです( ˙꒳˙ )
21:14~「おばあさま登場」
1期から名前は出ていた、メジロ家のおばあさま登場。
「メジロアサマ説」と「北野ミヤさん説」がありますが、個人的には帽子&葦毛でアサマだと思ってます。
まあどちらの要素も取り入れている、という可能性もありますが……
22:08~「そしてそれぞれの想いを胸に」
大阪杯へ向け、2人がそれぞれの想いとプライドを持って進んでいく様子を描き、4話は終了。
ここまで全話神回ですよ。史実をなぞっているだけではなく、展開や構成がしっかり練られていて面白すぎます。
さて、来週はいよいよ天皇賞春!
結末を知っているだけにそわそわしちゃいますね……!